Monday, July 31, 2006

真夏の悩み 2006.7.27

やってまいりました、毎月一度のレンタカー参り。今日も買い物三昧・・?
まず酒のひろせ。ブログを見たこともあり醴泉・酒無垢はまだあるかしらと
いってみたら・・ご主人「いやー、もうだいぶ前に終わってますね」
我ながら素人丸出しでお恥ずかしい。

たぶんこの辺がお好みでは?と薦めていただいた中から「房島屋・純米吟醸無濾過生酒」を選ぶ。
更に奮発して醴泉の活性にごりと蘭奢待(四合瓶)を!
ついに飲んじゃいます!

旧価格の「純米酒 醴泉」も入荷されていた。是非とも買って帰りたいところであったが、今の塒の冷蔵庫には一升瓶はどうやっても入らない・・・自宅で劣化させてしまうのが心苦しく、結局今日のところは断念。

家庭用のワインセラーは様々なものが出回っているようであるが、一升瓶の収納を意識した冷蔵庫というのはあまり見られないようだ。せいぜい三本か四本が収納できて、できるだけ小型の専用の冷蔵庫なんてあったら私のような独り者のノンベエはこの時期どれだけ助かることか・・。

車に戻ると車内の熱気にまた怯えてしまう。自分の身体ひとつなら夏でも
クーラーはつけずに走るのだが大事な酒を熱気に当てたくない。足元のみに空調をセットし助手席の足元に酒瓶を置いて帰路についた。

一度自宅に戻り酒をしまってからホームセンターに出向き、以前から欲しいと思っていたオーブントースターを計量カップ、ケーキの型とともに購入。実はケーキ作りに挑戦したいとかねてから考えていたのだ。
この日の夜パウンドケーキを焼いてみた。焼く時間が長すぎたのかケーキの周りがフランスパン並みの硬さになったが、それでもまあ食べられるものになった。
やはりオーブントースターは使いでがある。自炊派には電子レンジより頼りになるかも。

今日の酒

房島屋 純米吟醸 無ろ過生酒
  原材料 米・米麹(精米歩合50%)
  麹米 山田錦
  掛米 五百万石
  
  アルコール度数 16.8度
  日本酒度    +2
  酸度      1.6
  アミノ酸度   1.3

醴泉 純米吟醸 活性にごり本生
    原材料 米・米麹(精米歩合55%)
        富山県南砺産「雄山錦」100%使用
  
  アルコール度数 14-15度
  日本酒度    +1
  酸度      1.4
  アミノ酸度   1.2

醴泉 大吟醸 蘭奢待(らんじゃたい)原酒

    原材料 米・米麹(精米歩合55%)
        特A地区特等山田錦35%精米。
  
  アルコール度数 16-17度
  日本酒度    +5
  酸度      1.3
  アミノ酸度   0.7

各データは超有名サイト「由紀の酒-日本酒談義-」より転載させていただきました。ありがとうございました。

酒の感想などは、また後日に・・・

Wednesday, July 26, 2006

2006.7.26





今の勤務先の(僕ちん専用の)休憩所から見える景色です。

大垣の西側にある伊吹山・霊仙山・御池岳(ですよね!?)が一望できます。

初めてこの景色を目にしたとき感じたのは、とにかく雲が近い。眼前の山の

天辺スレスレの高さですから。

そしてその日の湿度や風向き次第で山の稜線がはっきり見える日もあれば

山自体が全く見えなかったり。

この地に来て、この景色を眺めるようになって

吹く風の向きやら湿り気に気を向けるようになり、

空を見上げることも多くなりました。

何だかそうした事からも

ここに来て良かったかな、と思えるのです。

Friday, July 21, 2006

神の水 2006.7.21


今住んでいる塒の近所には少なくない数の神社がある。

そのうち二つの神社には井戸があり、近隣の人々が参拝がてら水を汲んでゆく光景が見られる。

私もいつしか参拝+水汲みが習慣になっていた。

昔から私は水に纏わるものを好むところがあった。酒もそう。

珈琲をハンドドリップで淹れることや我流で花を活けることを始めて、それでもまだ五年くらいか。

この地に来て自分でも驚くほど生気を得ている実感があるのは、この豊かな水脈故であると

信じている。

正直、もう他の土地に住まう事は考えられない。

Saturday, July 15, 2006

チリワイン 2006.7.14

純米酒 醴泉 一升x2本、飲み干しました。

暑い日が続いているため冷でばかり飲んでましたが、結構長い間楽しませてもらいました。

醴泉ではようやく二種を制覇(?)同じ醴泉でもまだすごい銘柄が控えてます。

そして他の蔵元の酒、天領・三千櫻・房島屋・・・etcx2

岐阜の地酒すべてを味わうまでにはだいぶかかりそうです。
ゆっくり楽しんでいきたいと思います。

今日は久々にワインを買ってきました。東京にいた頃いつも飲んでいた
チリワイン「カッシェロ・デル・ディアブロ」。飲むのは三年ぶりくらいかも。



久々に飲んでその後味(といっていいのかしら)の良さを再認識しました。
喉に通した後鼻から抜ける香りの良さは癖になりそうです。

あまりにも高額な値札のついたワインをみると思わず
元禄・享保の打ち壊しを再現しそうになってしまうワタクシは
手ごろな値段のチリワインは大好きです。

(それでも昔、恩師にフランス料理をご馳走になった席でいただいた
フランスワインの美味さは忘れられません。もうまるで別の世界に飛んで
いってしまうような思いでした。あれいくらだったのかな。)

Thursday, July 06, 2006

ここ数日でようやくbloggerの使い勝手が解ってきた。下記のサイトは大変参考になった。

http://www.ne.jp/asahi/kibou/777/bloginfo/howto.htm

http://www.okanomail.com/2004/06/how-to-send-trackback-ping-from.html

おかげでトラックバックの送信もできるようになりました。
この調子でどんどん充実させていきたいものです。

Sunday, July 02, 2006

2006.7.1 「酒のひろせ」訪問

毎月一度のレンタカー参り。今日こそは酒のひろせに辿り着いてみせる!
地図も用意して準備万端!

で、着きました。酒のひろせのご主人(だと思うのだが・・「若旦那」かな?)
は 商人の鑑のような佇まいの方であった。醴泉を求めてきたことを
お伝えしたら、ボルテージが一気に上昇。やっぱり醴泉には特別な
思い入れがおありの様である。どのグレードにするか悩んでいたら、HPでも
基本と書かれていた「純米酒 醴泉」を薦められた。初めは気づかなかったが
同じ純米で価格、ラベルが二種類ある?何でも山田錦の価格が高騰した為
蔵元がやむなく値上げに踏み切ったそうで、今お店には以前の旧価格の
ものとやや値段の高い新価格の「純米酒 醴泉」が一緒に売られていたわけだ。
「旧価格の純米は今あるので最後ですから、まちがいなくこれが一番
お勧めです。」買った!!
名簿に記入し、ご主人にお礼を言って帰途に着いた。
次回の「醴泉を楽しむ会」には是非参加させていただきたいものである。


帰って先に醴泉の抜栓をしてから、夕餉の支度にかかる。
料理を一通り終え、まず食前に一杯・・以前飲んだ本醸造の醴泉とは
随分印象がちがう。あちらはかなり主張の強い酒と感じたがこちらの
純米はもっと繊細な、柔らかく舌の上を流れていく様。


それから杯の遣い様でこの日新たに得る所があった。

以前は名古屋のロフトで買った備前焼、っぽい安いぐい呑みを
愛用していた。大きさ、姿も気に入っていたが今にして思えば
口縁(淵)の厚さが絶妙だったのだと思う。口をつける淵の厚みは
少なからず味に影響を及ぼす。重さや形は使い手の(肉体的)姿勢に
ひいては「味わう姿勢」そのものにまで影響しうる。
そのぐい呑みは先日うっかり割ってしまい、今の本物の備前の杯を
購入したのだがこちらはやや口縁が厚め。そのためか
同じ酒を飲んでも(前のぐい呑みで飲んだときと比べ)随分
印象が変わりかなり戸惑ってしまっていた。
自分の味覚・感性が鈍ったのかとも思ったり。
今までは杯を取るとき中指の腹に高台を乗せて拇指を
口縁に掛け、持つ側の腋はやや閉じ気味な格好になっていた。



だがこの日たまたま違う持ち方になったまま飲んでいたら、
以前の感覚が一気に蘇る思いがしたのだ。
卓上に置かれたところから、中指薬指は杯の高台脇から
腰に沿って支え拇指は自然に口縁に掛かり、そこから
口に運ぶとき手首はほぼ90度ちかくまで屈曲、指は
口をつける位置の丁度真向かいを摘んでる感じ。
腋は思い切り大きく開け肘も力まず自然と張る。
そのまま中の酒がこぼれない程度に、最小限の力で支えつつ口に運ぶ。
干したとき手首から先は力を抜いて、杯の上端を
軽く摘んでブラブラにぶら下げているが如し。



これだ!という確信があった。この持ち様に(気づいたら)なっていた時
味覚だけでなく心身の全てが開放された思いがした。

道具の持ち方一つで世界は一変する。

大げさ?確かに・・・。でも私にとっては晴天の霹靂。
きっと醴泉とひろせのご主人のパワーのおかげであろう。

2006.6.22 帰省してきました

今回は父の命日に合わせて帰省することにした。

気づけば郷里を離れてもう一年近く経っていた。
ほんの一ヶ月くらいの感覚しかない。

齢を重ねるごとに時の流れは速まっていく。

実家の母と妹、猫一匹は相変わらずのようで安心した。
今回は帰省にあたり幾つか目的があった。実家に保管していた荷物・・
革工芸の道具類やその他の資料を今の塒に送るのと、暫く
疎遠になっていた友人やら恩師にも会いに行きたいと思っていた。
一人は高校時代の恩師。一人は十年来会っていない中学時代の
友人、もう一人は札幌在住のころの仕事の同僚。
結局は実際に会うことは叶わなかったが、電話で話は出来たり
連絡先を教えていただいたりで収穫はあった。

それから滞在三日目、最後の目的を果たすべく
JRで札幌に出向いた。だいぶ時間があったのでまず「CAFE RANBAN」を訪問。マスターにお会いできるかと期待したが、あいにく不在であった。でも珈琲の味も店の佇まいも以前のまま。アイス珈琲、それから今まで一度も飲んだことの無かったハワイ・コナEXのストレートで一時間ほどまったり。帰りに昔いつも飲んでいたコロンビアの有機栽培の豆を買って札幌駅へ戻る。
まだ時間がある・・・JRタワーのシネマコンプレックスで
「DEATH NOTE前編」を見ることにした。ちょっと特撮怪獣映画っぽく
感じるシーンも幾つかあったが思っていた以上の出来だ。藤原は
泣きと怒りの演技はものすごく真に迫るものがあるが、それ以外の
場面の演技はちょっとクサイ?だがそれがいいのかも。松山ケンイチのLも
かなり原作のイメージに近い。リュークの声が中村獅童だと、エンディングの
スタッフロールで観るまで判らなかった。かなりの声優振りである。

いよいよ最後の目的地へ向かう。JRで札幌から琴似駅へ。さらに徒歩15分。
なんとか開演前に到着できた。

PENNYLANE24

ここで元「ZONE」メンバー、Takayoのワンマンライブが行われる。ほんの数週間前、彼女のブログを偶然見つけ”Takayo's Birthday Live”の告知を見たのだ。父の命日と一日違いということもあり、これは行くべし!とすぐにチケットを買ったのだ。
全12曲、すべて彼女のオリジナル。隙の無い堂々たるいいLiveだった。
ライブハウスっていい!名古屋近辺のライブハウスもチェックしていこう。

今回の帰省は意義あるものになったと思う。