Saturday, June 24, 2006

2006.6.08 六月の名古屋

二ヶ月ぶり?の名古屋行き。出かける前にアマゾンから本が届いた。

「スプーと死者の森のおばあちゃん-スプーの日記-」と

折方デザイン研究所「折る、送る」、「むすぶ」。

とくに前者二冊はいい本である。ここ数日浮かれて

買い物しすぎの様な気もするが、これはいい買い物と思える。

お出かけにはスプーの日記を持参していくことにした。

大須の番てに直行したが店内の照明はついてるものの

鍵がかかってる・・・電話しとけばよかった。

大須商店街をぶらぶらして後また来てみよう。

先日気になるサンダルがあった店、Masterpieceに入ってみた。

件のサンダル、ブランド名は「KEEN」。スタッフの方の話では
ヨットマンがヨットのデッキ上で履くための製品だとか。
スリップオンと鼻緒形シューズ形それぞれいい感じだ。爪先が
しっかりガードされる造形が何よりいい。
ソールも幅広で親指部分も余裕があり、いわゆるゲタ足対応。
自分の子供のころにもっとこうしたタイプの靴が多くあれば、、、。

初めてこの製品を見た時、「和バイカープロジェクト」の中のひとつ
”鼻緒ブーツ”のアイデアが蘇ったのだ。要はブーツのアッパーが
着脱可能で、アッパーを外すと中は鼻緒形の
サンダルになってるというものだ。
まず手始めとして、このKEENのサンダルないしシューズに
レガースを装着してみるか・・靴は無理でも
レガース・シフトガードなら何とか作れるかも。
その前にまず免許取得-バイク購入が先だよな・・・。
今回はスリッポンのサンダルを購入。

番てに再び出向く。まだ鍵が・・・今度は何度か入ったことのある

イタリアンスタイルのバールで時間を潰す。スプーの日記を読破。

ドレミカフェもそうだったがこのスプーの物語も
”実社会的リアリズム”が溢れている。ファンタジーとは
「都合の良い夢物語」では断じてない。それはこの世界の本質を
よりシンプルかつ鮮やかに映し出す為の鏡のようなものではないか。
実社会の中で生きていく上で、理想・希望(あるいは甘え・エゴetc)と
非情なる現実との折り合いがつけられずもがきあえぐ、きっと
だれもが人生で遭遇する困難をこの物語は真正面から取り上げている。

俺は・・それを乗り越えることを諦めた、のだろうか。
まだ己の中で整理できていない。


三度目の正直でやっと番ての若旦那に会えた。東京・渋谷の展示会も

うまくいったそうだ。品揃えをみると下駄雪駄鼻緒、履物関係

が多く展示されていた。手拭の新作三種もいい。その中から

赤x黒の達磨柄を一本、注文していた晒と合わせて購入。

LAXで今日履いてるのと同型のカーゴパンツが

また売っていたので迷わず一本購入。その後栄まで

徒歩で移動、PARCOでTシャツ三枚購入。

今日の買い物リストはコンプリート出来た。

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